【イベントレポート】春の生き物観察イベント2025.3.23
3月23日(日)に小学生を対象とした「春の生き物観察イベント」を開催いたしました!
埼玉県立 川の博物館の学芸員をされている藤田宏之先生と一緒に、河川デッキを中心に春の生き物を探しました。
初めにこの時期はカマキリの卵が多く見られるとのことで、参加者の皆さんと探したところ河川デッキ周辺だけで11個も発見!
あのもこもことした気泡は、外部からの衝撃を防ぐことができる上に断熱効果もあるそうです。
孵化するのは4月~5月とのことで、カマキリの幼虫が見れるのはもう少しですね!
また孵化したばかりのカマキリですが、数が多い上に6㎜程度ととても小さく、飼育を試みても虫かごの隙間から逃げ出してしまうこともあるのでご注意を・・・
次にびん沼川では、網を使って以下の生き物を見つけました!
↓テナガエビ(手前)、スジエビ(奥)

↓オイカワ(左)、ブルーギル※1(右) (写真の他にヒメタニシも発見しました。)

※1 ブルーギルは 外来生物法に基づく『特定外来生物』に指定されており、飼育、保管、運搬、野外に放つこと、譲渡することなどが禁止されております。
今回は環境省からの許可が下りている川の博物館にて回収することとなりましたが、埼玉県内ではリリース(再放流)も禁止行為と定められておりますのでご注意下さい。
埼玉の水産について
ブルーギルを除き、捕まえた川の生き物は全てリリースしました。
また今回特別に藤田先生が川へ入り生き物を捕まえましたが、びん沼川の水深は深く大変危険なので立ち入らないようにお願いします。
以上の生物の他にも、オオバン、カルガモ、カワウ、アオサギなどの鳥も観測できました。カモやサギ以外にもびん沼川には様々な鳥が生息しているんですね!
またモンシロチョウも飛び始めていて、春の訪れを感じることができました。
↓イベントの様子


ご参加いただいた皆さまありがとうございました!
ぜひまた生き物を探しにびん沼自然公園へ来てみてくださいね!
↓イベントポスター
